他に志望度の高い企業がある場合は、後悔しないためにも選考に最後までチャレンジした上で判断をした方が良いでしょう。ただ、ほとんどの企業が内定承諾の返事に期限を設けています。期限内に志望度の高い企業の選考結果が出ない場合には、内定をもらった企業の担当者に選考途中の企業があることと、いつまでに最終判断を下すことができるのかを明らかにした上で、返事の期限を延ばしてもらうことができないかどうかを相談してみましょう。
仕事内容や入社後の待遇、社風、成長性などさまざまな角度から各企業を自分なりに5段階評価で比較していくのがオススメです。その上で、これまでの就職活動で大切にしてきた軸にマッチしているかどうか、自分が活躍できるイメージが持てるかなども考えてみましょう。
エントリーした当初よりは、選考を通じて企業について詳しくなった状態とはいえ、出来ることならもう少し理解を深めた上で内定を承諾する・しないの判断をしたいと考える人も多いでしょう。そんな時は、OB・OG訪問で実際に働く人の声を聞くことをオススメします。内定をもらう前にも実施したという人もいるかもしれませんが、いざ内定が決まってから行うOB・OG訪問は、より身近に感じることができ、その質問内容も内定前のものとは異なってくるはず。もし、OB・OG訪問ができない場合は、不安に感じていることやわからないことを採用担当者に質問するようにしましょう。きっと真摯に相談に乗ってくれるはず。
内定をもらった企業について自分なりに調べる過程で、企業に対するネガティブな口コミを見つけてしまい、そのことに不安を感じる人もいるでしょう。ただ、インターネットの口コミは必ずしも事実とは限らないこと、また辛口な意見やネガティブな情報の方が目立ってしまうことを念頭に置きましょう。インターネットの口コミはあくまで参考程度に捉えるようにしましょう。ただ、どうしても気になる場合は、OB・OG訪問や採用担当者との面談で話を聞いてみるようにしましょう。ただし、口コミの内容を直接的に伝えるのではなく、聞かれる側の立場に立った聞き方を心がけるようにしましょう。
内定(内々定)を受けるかどうか迷ったら取り組みたいこと、いかがでしたでしょうか?人によって迷う原因は様々です。自分がなぜ迷っているのかを明確にして、その状況に合わせて対応するとよいでしょう。また、一人で判断せずに、周りにいる家族や先輩、大学の先生や職員の方に相談するのもおすすめです。後悔しないためにも、慎重に判断するようにしましょう。