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【添削例あり】エントリーシート“自己PR”のコツ

「自己PR」は、この会社で活躍してくれそうか、自社にマッチしそうな人材かなどを測る材料として、採用担当者からも大いに注目されています。エピソード自体の華々しさは必要ではありません。これまでの体験を通じて得た「成長」や「進歩」、そこから得た「強み」を分析し、効果的にアピールしましょう。

自己PRを書き始める前に、まずは自己分析からスタート!

就職活動における自己PRは、例えるならば「自分という商品を企業に売り込む」こと。自分という商品がいかに素晴らしいか、過去の体験や将来の可能性などを交えて企業にアピールする場です。この時に大切な「相手に納得してもらう材料」を用意するには「自己分析」が一番。今までの出来事、感じたこと、影響を受けたことなどを振り返り、深く掘り下げることで、気づかなかった自分の魅力や強み(アピールポイント)が発見できます。自己PRは入念な自己分析から生まれるもの。説得力のある自己PRを作っていきましょう!

自己PRを書き始める前に、まずは自己分析からスタート!

自己分析を活かして、自己PRを作ろう!

【STEP1】自分の過去を振り返る
過去の行動を思いつく限り書き出しましょう。
エピソードはできるだけ細かく、具体的に掘り下げましょう。

【STEP2】長所・短所について考える
振り返りによって気づいた、自分の長所・短所を書き出しましょう。
家族や友人、先輩・後輩など第三者にも協力してもらい、周りから見た自分を確認してみましょう(他己分析)。

【STEP3】将来の夢・理想について考える
「就職したらどんな仕事がしたいか」「どんなことをやり遂げたいか」などを具体的に考えてみましょう。

【STEP4】企業に売り込む「自分の強み」を整理する
自己分析の結果から導き出した「自分の強み」の中から、どの部分を前面に打ち出すか、作戦をたてましょう。

◎強み(アピールポイント)の例
□ 絶対に譲ることのできないこだわり
□ 複数のエピソードから見える価値観や信念
□ 共通した価値観からとった行動
□ 長所+それにまつわるエピソード  など

説得力のある自己PRのまとめ方

①最初に結論を述べる
②結論の裏付けとなるエピソードを紹介する
③アピールポイントを仕事でどのように活かせるかを伝える

説得力を持たせるためにはエピソードの書き方がポイント!

「○○をした」という結果だけを書くのではなく、その経験から「どのようなことを学んだのか」を具体的に書きましょう。数字を使って説明できれば、より説得力がアップします。また、採用担当者が知りたいのは「今のあなた」なので、できる限り新しいエピソードを書きましょう。

面接で質問されることを想定して、戦略的に書くことも◎

面接はエントリーシートを参考にして質問されることが多いので、あまりに詳細な内容をエントリーシートで書いてしまうと、面接で話すことがなくなってしまう場合があります。エピソードの一部分などをあえて面接用に残しておくなど、面接を見据えてエントリーシートを書きましょう。

1番伝えたいことを、できるだけコンパクトに

エントリーシートの記入欄には字数の限界や制限があり、内容をコンパクトにまとめる必要があります。このため「絶対伝えたいこと(ポイント)」はぶれることなく、読み手の立場になって、見やすく分かりやすく書くことが大切です。

実例から学ぼう! エントリーシート BEFORE→AFTER

【添削例①】強みとエピソードがずれている

【添削例①】強みとエピソードがずれている

【POINT】一見つながりのある文章に見えても、注意が必要
エントリーシートで「自己PR」や「強み」を記述する場合、「○○が強みです」などという「結論」が必要ですが、その「結論」がエピソードとマッチしていないケースが多く見られます。この例文では、「意思疎通を図ることができる」という強みに対して、「チェック表を作成して確認した」「呼びかけを積極的に行った」という2つのエピソードを書いています。一見つながりのある文章に見えますが、果たして本当にそうでしょうか。


【POINT】視点を変えるとマイナスになるエピソードもある
「チェック表」のエピソードは、対策に至るまでのふたりの意思疎通が具体的に書かれていないので、強みとの結びつきが弱く感じます。また、「メンバーからの徴収漏れがなかった」という点については、果たして「意思疎通」による成果と言えるでしょうか?「呼びかけを積極的に行った」とありますが、「口うるさく催促した」という見方をされ、意思疎通がしっかりとできていたのか疑問に思われる可能性もあります。


【POINT】よりエピソードとマッチする「強み」を探す
改善点としては、「結論となる強みの見直し」と「エピソードを1つに絞る」の2点。「チェック表」のエピソードに絞り、そのエピソードとより強くマッチする「物事をミスなく正確に行う」という強みに変更しました。自分で結論づけた強みと、それを裏付けるエピソードがマッチしているかを客観的に確認しておくことが大切です。

【添削例②】抽象的で、何をしたのかが伝わらない

【添削例②】抽象的で、何をしたのかが伝わらない

【POINT】多くの事柄を盛り込みたい場合によくある失敗例
良くないエントリーシートに最もよくあるケースと言っても過言ではありません。せっかく頑張ったエピソードなのに、抽象的な表現ばかりでは「結局どんなことをしたの?」と思われるだけ。文字制限内で多くの事柄を盛り込みたいのは分かりますが、それでは伝えたいことがぼやけてしまいます。企業が最も知りたいことは具体的な内容なので、伝えたいことを絞って具体的な表現で伝えることが大切です。


【POINT】課題解決方法を具体的に書くことが何よりも重要
具体的な内容を文字制限内で表現するために、まずはアピールするポイントを絞りましょう。ここでは、「リーダーとしてメンバーを引っ張った」というエピソードは全てカットして「飲食店への交渉」のみに。結果を数字で表すことができるので、アピールしやすい内容です。

カットしたことにより文字数に余裕ができたので、具体的な内容を盛り込めます。ポイントとしては、「成果が出るまでの課題解決方法を具体的に書く」こと。社会に出ると、次から次へと困難や課題に直面します。これらをどう乗り越えるか(=課題解決能力)が業績を左右するため、そのような視点で採用担当者が学生を見ているのです。